本セミナーは、固体イオニクスおよび周辺分野の研究者や学生が一堂に会し、関連研究分野の最新の進展を学びつつ、活発な議論を通して新しい展開を模索することを目的としています。第17回目となる今回は、新学術領域「蓄電固体界面科学」若手勉強会との共催で、3年ぶりの対面・合宿形式で実施します。固体イオニクス分野に加えて、AI関連技術を活用して材料の実験および理論研究を行っている4名の先生方をチュートリアル講演にお迎えするとともに、若手依頼講演およびポスター発表セッションを企画しています。通常の学会とは異なる長時間の議論の場を設けていますので、老若男女、アカデミア、企業研究者を問わず、多数のご参加をお待ちしております。
山形大学 理学部 笠松秀輔
チュートリアル講演
陣内亮典先生(豊田中央研究所)
機械学習力場とその触媒・プロトン伝導電解質材料への応用
溝口照康先生(東京大学)
機械学習を活用した界面構造解析とスペクトル解析
林晃敏先生(大阪公立大学)
全固体電池への応用に向けたガラス系固体電解質の開発
高村仁先生(東北大学)
高温電気化学デバイスのための材料開発とその課題
Jürgen Janek 先生(ギーセン大学)
On the Route to Solid State Batteries - How Solid will Batteries get?
ポスターセッション
外国人の参加者も議論ができるように、可能な限りポスターは英語でご用意ください。要旨は日本語で構いません。ポスターサイズはA0でお願いします。また、若手(原則として35歳以下)のポスター発表者の中から、審査により「若手優秀ポスター賞」を決定します。奮ってご参加ください。審査希望者は講演要旨提出の際に、フォームの該当項目にチェックを入れてください。
若手依頼講演
チュートリアル講演、ポスター講演に加えて、これまでの固体イオニクスセミナーに習い、自薦に基づく若干件数の若手依頼講演(口頭)も企画予定です。ポスター講演の要旨に基づいて依頼させていただく場合がありますのでよろしくお願いします。